CASE_03

カスタム販売 × SNSで、反響を安定化。

  • SNS
  • カスタム販売強化
  • サイトリニューアル

技術も実績もある。でも、オンラインでは見つけられなかった。

昭和51年創業、山口県防府市の自動車整備・販売会社。車検・修理・鈑金塗装に長年の実績を持ち、地域での信頼は厚かった。近年はカスタムカーの販売にも力を入れており、施工の質には定評があった。

しかしWebサイトは情報が古く、サービスの全体像が伝わりにくい状態だった。特にカスタム販売については、実績の写真すら十分に掲載されておらず、「どんな車に仕上げてもらえるのか」がオンラインでは全く見えなかった。カスタムに関心のある層は、SNSや検索で事例を探してから問い合わせる。その入口が存在していなかった。

SNSも開設してはいたが、更新が途切れがちで、発信の方向性も定まっていなかった。技術力という強みを、集客につなげる仕組みが何もない状態だった。

「来てもらえれば分かる」では、来てもらえない。オンラインで価値を見せる構造から、作り直す必要があった。

サイトとSNSを、カスタム販売の入口として設計し直す。

BXはまず、カスタムカーを検討する顧客がどのように情報収集するかを整理した。彼らはSNSで施工事例を見て興味を持ち、アカウントをフォローしながら信頼を積み重ね、「この店なら任せられる」と確信できたタイミングで問い合わせる。衝動的ではなく、時間をかけた意思決定をするという特性があった。

現状のサイトとSNSは、この動線のどこにも対応できていなかった。サイトはサービスの羅列にとどまり、SNSは発信が途切れ、施工事例も整理されていなかった。まず「見せる場所」を整備することが最優先だという結論に至った。

サイトのリニューアルでは、カスタム販売を前面に出したページ構成に変更し、施工事例を中心に据えた設計にすることにした。SNSは投稿の型を決め、継続できる運用体制を整えることを優先した。

サイトを刷新し、SNSを継続できる仕組みにする。

Webサイトをリニューアルし、トップにカスタム販売の施工事例を配置した。ビフォーアフターの写真を中心に、「どんな状態の車を、どう仕上げるか」が一目で伝わるページ構成にした。問い合わせへの導線もシンプルに整理し、気軽に相談できる入口を設けた。

SNSは投稿の型を3種類に整理した。施工事例・技術解説・スタッフの日常という3パターンを週に3回のペースで回す運用設計にし、スタッフが迷わず投稿できるフォーマットを用意した。投稿ごとの反応を定期的に確認しながら、何が届いているかを少しずつ改善していく体制を整えた。ABテストも一部で取り入れ、施工写真の見せ方が反応にどう影響するかを検証した。

サイトとSNSをつなぐ導線も整備した。SNSから流入したユーザーがサイトに来たとき、施工事例と問い合わせフォームにスムーズにたどり着けるよう設計した。

実装期間:約3か月。スタッフの日常業務の中で回せる運用設計を前提に、継続できる仕組みを優先した。

「カスタムカーを見て来ました」という問い合わせが増えた。

サイトリニューアルから2か月後、カスタム販売への問い合わせが増加に転じた。特に「Instagramで見て来ました」「カスタムカーを見て問い合わせしました」という声が届くようになり、オンラインが入口として機能し始めた実感が生まれた。

SNSのフォロワーも徐々に増加し、施工事例の投稿が保存される頻度が上がった。「いつか頼みたい」という層が蓄積されていく感覚が、スタッフにも伝わるようになった。発信を続けることへのモチベーションが上がり、更新が途切れなくなった。

社長からは「以前はWebもSNSも存在しているだけだったが、今は仕事につながっている」という言葉があった。オンラインが「あればいいもの」から「集客の入口」に変わったことが、最も大きな変化だった。

  • 3 倍

    カスタム販売への
    月間問い合わせ数

  • + 48 %

    サイトへの月間流入数

  • 継続

    SNS更新が
    途切れなくなった

次のステップとして、蓄積されたSNSフォロワーへのリターゲティング広告と、カスタム事例のさらなる拡充を進めている。「見てもらえる場所ができた」という土台の上に、次の仕掛けを乗せていく段階に入っている。

次は、あなたの会社です。

業種は違っても、成長の構造は読み解けます。
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